大正ロマンの世界に浸れる銀山温泉の魅力

山形県尾花沢市にある銀山温泉は、大正末期から昭和の初期に建てられた洋風木造旅館が立ち並ぶ温泉街です。まるで大正時代にタイムスリップしてしまったようなノスタルジックな景観は、メディアやSNSでも度々取り上げられるほど人気の観光スポットです。散策が目的で訪れる日帰りの観光客も多く、気軽に入れる足湯は人気の休憩場所。温泉街の間を流れる川のせせらぎを聴きながら、足湯を楽しむことができます。大正ロマン時代に人々が着ていた服装の貸し出しを行っている貸衣装店もあり、温泉宿を背景に袴姿で記念撮影をしている光景もよく見られます。

 

銀山温泉に行くならいつ?

山々に囲まれた自然豊かな銀山温泉は、春夏秋冬いつ訪れても魅力的な温泉街です。紅葉が鮮やかに色づく秋も美しいですが、銀山温泉の風情ある景色を楽しみたいという人は雪の降る時期がおすすめです。銀山温泉のある尾花沢市は山形県の東部に位置し、豪雪地帯といわれるほど雪深い土地でもあります。毎年12月の中旬から2月にかけて、温泉街にもしんしんと大粒の雪が降り積もります。白く雪化粧をしたレトロな旅館と、石畳の道に灯る暖かなガス燈のあかり。都会の喧騒や日常を忘れさせてくれる、異空間に迷い込んだかのような景色がそこに広がっています。

 

心も体も温まる銀山温泉

銀山温泉の泉質はナトリウム―塩化物・硫酸塩で、かつては湯治場として栄えていました。温泉街には、日帰りで入浴できる共同浴場もあります。旅館では、その土地ならではの旬の食材を使った郷土料理が味わえます。雪の降る寒い季節、郷愁の雰囲気に包まれながら心も体もほっと温まる銀山温泉へ足を運んでみてはいかがでしょうか。